二子玉川あんすこ>活動案内>活動報告
活動報告
R3年度 第1回「いきいき講座」活動報告
【R3年度第1回 いきいき講座活動報告】
7月29日(木)に「第1回いきいき講座」を開催しました。
「コロナ禍における高齢者の口腔機能」をテーマに挙げ、東京都玉川歯科医師会 岩間先生の講話、吉武保健師からは「玉川歯科医師会」の取組みについてお話をいただきました。
講話では、“かかりつけ医”を持つことが大事だということを学びました。
日頃から先生に歯の健康について相談をしていくこと、1本でも多く自分の歯を残すことがオーラルフレイルの予防につながるとのことです。また、一番気軽にできる口腔体操は「笑うこと」「笑顔で過ごす」というお話もあり、とても印象に残りました。
参加者は8名で、皆さん先生方の講話に熱心に耳を傾けられ、座談会では積極的に質問をされていらっしゃいました。
今後も感染対策を徹底して、いきいき講座を開催していきたいと思います。「第2回いきいき講座」は8月下旬を予定しています。
【訪問介護事業所 コロナ禍の支援に関するアンケート】集計結果報告
【訪問介護事業所 コロナ禍の支援に関するアンケート】集計結果報告
二子玉川あんしんすこやかセンターでは、訪問介護事業者の皆さまに上記のテーマでアンケートを行いました。
ご協力頂いた皆さま、ありがとうございました。何かの折にご活用頂けると幸いです。
★ アンケート回答者数 25事業所配布のうち11事業所
ヘルパー事業所の皆さまから、ご利用者の自宅に訪問する際に、なかなかマスクを着けてもらえない、換気が出来ないなどの声がありました。そこで、二子玉川あんしんすこやかセンターでは、「感染対策のお願い」をイラストにしました。もし必要な方がいらっしゃいましたら、二子玉川あんしんすこやかセンターまでご連絡ください。
令和2年12月 「暮らしの保健室」活動報告
暮らしの保健室・二子玉川では、コロナ禍6月より新しい生活様式に合わせたスタイルへと運営を見直して再開、12月を迎え初めてのクリスマスイベントを開催しました。
コロナ前は、看護師による健康相談窓口として開いていましたが、新しいプログラムはオンライン(スマホ操作)の練習と体操や健康講座を組み合わせ、月に3回の自由参加で開催しています。
本日のクリスマスイベントには、14名の参加がありました。
これまでの一番多い参加者数でしたが、会場の二子玉川ライズプラザモール・ロイヤル入居相談室さんのスペースは、オープンテラスに開放可能で、感染症対策の換気を常時行いました。
第一部は、脳トレゲーム「ゆきチーム」と「みかんチーム」に分かれ対戦
第二部は、アコーディオンとバイオリンでのクリスマスソング演奏
第三部は、アコーディオンで歌おう!冬の童謡唱歌
「マスクをしたまま、声は控えめに、気持ちはおおいに歌いましょう!」と皆さん各自に鳴り物の鈴やタンバリン、マラカスなどを持っていただき、アコーディオンとバイオリンに合わせて歌いました。
参加者の方々からは、「久しぶりに楽しかった」「なつかしい歌で当時の記憶がよみがえった」「ありがとう」のお言葉いただき、皆さま笑顔でお帰りになりました。
コロナ禍の手探り状態で運営してきましたが、皆さまの笑顔を見て、スタッフ一同クリスマスイベントを開催して良かったと思いました。
来年も皆様の健康を祈念し、暮らしの保健室をより良い場にしていきたいと思います。
令和2年11月 「二子多職種の会」活動報告
11月5日と18日に、第2回 二子多職種の会を開催しました。
この度、在宅支援相談室桜丘 所長の宮川さんをお招きしました。
「新型コロナウイルス濃厚接触者への対応について」事例を挙げてお話いただきました。
まだアベノマスクが自宅に届くか届かないかの時期に、世田谷区で初めて要介護認定を受けた認知症のある高齢者が「濃厚接触者」となりました。自宅待機を余儀なくされたご利用者の支援を、居宅介護支援事業所としてどのように対応し区と連携を行い、サービスを調整したかなど、貴重なご経験を共有していただきました。
まだ確かな情報が得られない時期に責任をもってしっかりとした対策をされ、ご利用者や支援者を守ったこと、これに終わらず今後の対策を考えて所内で共有されたことなど、どの職種の方もとても参考になった内容でした。
ご参加いただいた皆さんのアンケート結果です。
「事例の報告がとてもよかった」「参考になった」や、「事業所に持ち帰って伝達します」「このケースを参考に対策を考えます」と、事業所内でコロナ禍の対応・対策を話し合うきっかけにしたいという記載が複数あり、有意義な会になったことをとても嬉しく思いました。
宮川さん、参加者の皆さんありがとうございました。
今後も、感染症対策を万全にして「顔を合わせて話をする」場として、「多職種の会」を大事にしていきたいと思っています。
次回は、2月に事例検討会を予定しています。
令和2年8月 「二子多職種の会」活動報告
二子玉川あんしんすこやかセンターとして初めての多職種連携の会、「第1回 二子多職種の会」を開催しました。
5月に当センターが実施した「緊急事態宣言発令後の事業所の状況等におけるアンケート」の結果をふまえ、意見交換を行いました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため参加人数が15名と制限されたため、2日に分けて開催しました。
【1日目:8/21】
参加者:10名 居宅 主CM・訪問看護(PT)・福祉用具専門相談員・社会福祉協議会(地区担当)・保健福祉課・二子玉川あんすこ
1日目は自粛期間中、他者との接触を拒否し、サービスがすべて中断されたケースをあんすこから発表しました。
そのようなケースはこれに限らず、多くあったようです。拒否をするご利用者、ご家族に対し、訪問看護は「服薬管理の訪問だけは継続させてほしい」とお願いしてサービスを継続したそうです。
また、アンケートの結果で「認知症の進行」「ADLの低下」の懸念が特に多かったのですが、福祉用具事業所からは「6.7月は歩行器レンタルや住宅改修の相談が増えていた」という話や、CMからは「買い物同行」が「買物代行」に変更になったという報告もありました。
保健福祉課、あんしんすこやかセンターへの相談については、虐待までには至りませんが、注視しておかなければならないケースが増えていました。
自宅への訪問者が減り、家族だけで過ごす時間が増えたことで、家族不和が起こりやすい状況にもなっており、それは現在も変わらない状況だと思います。孤立死の報告も増えています。
感染に対する恐怖はなくならないと思いますが、5月に比べて行政の対応も整ってきたので、感染予防に努めながら、必要最小限のサービスは維持していくことの大事さをご利用者やご家族に伝えていく必要があるのではないかと思いました。
【2日目:8/28】
参加者:12名 居宅 主CM・訪問看護(Ns/MGR)・訪問介護・地域密着型通所・福祉用具専門相談員・保健福祉課・二子玉川あんすこ
2日目は「情報」という言葉が活発に飛び交いました。
コロナ禍、「不確かな情報」で不安や心配を煽られてしまう場面が増えています。
「陽性反応が出た施設や病院があるようだ・・・」「どこのだれまでが濃厚接触になるのか・・・」「保健所は事業所に対してどこまで対応(指示)してくれるのか・・・」「家族がPCR検査を家族が受けたようだ・・・」「本人がいつの間にかPCR検査を受けていた・・・」
より正確な情報をいち早く知りたい理由は、なによりも「自分たちが感染源になってはならない」という一心でサービス提供を行っているからだと思います。
予防対策に必死に取り組んでいる中、曖昧な情報が流れて不安になったり、細かい情報を知りたいのに法人のHP等に公表されるまで正確なことが分からないといった「待ち」の時間が多いことも、支援者側の精神的負担を増大させているのではと感じました。
知り得た情報が確かなものなのか、個別のケースは難しいと思いますが、地域の情報を知る窓口があれば安心なのではないか、という意見がありました。各地区のあんすこがそのベースとなっていくのが望ましいのではないかと思います。
最後は「皆さん、頑張りましょう」という主CMの励ましの言葉で会を締めくくりました。参加した方から、「自分たちだけが辛いのではなかった」という感想を頂いたのが印象に残りました。
「Withコロナ」においての課題は、これからもどんどんと出てくると思います。
この意見交換会だけに終わらず、2回目3回目も新型コロナに関するテーマで多職種の会を開催したいと考えています。
次回は、11月に事例検討会を予定しています。
人数に限りはありますが、皆さまのご参加をお待ちしています。